長いお休みのあとや、人と会う機会が続いたあと。
こんな出来事や感じたこと、ありませんか?
- 親類家族など大勢の人の中にいたけど、上辺だけのやりとりで心が通い合っている感じがしなくて、 虚しくて疲れてしまった
- 長い付き合いのサークル仲間との集まりに参加した
みんなは近況を話していたけど、自分は近況や悩みを打ち明ける気持ちになれず、一人浮いていた - パートナーと休みが揃って、たくさん一緒にいられたけれど、パートナーから近寄ってくれるような声かけもないし、一緒にいるのに淋しかった
- 出歩けば楽しそうな家族連れを見てしまうし、会う約束をする友人もいないから、家にこもっていた
これらを、孤独感を感じていた、という見方をしてみます。
孤独感とは、「自分がひとりぼっちだ」と感じる心理状態のことをいいます。
実際にひとりでいるときに感じることもあれば、複数の人と一緒に過ごしているときに感じることもあります。
逆に、物理的にはひとりで居たとしても、その人が誰かと、もしくは何かと、深くつながっている感覚があれば、「一体感」という安心感があって、ひとりぼっちだ、とは感じないのです。
孤独感を感じやすい心理状態
孤独感を抱えやすいとき、私たちは”心理的な自立状態”にあることが多いです。
人に頼らずひとりで頑張り続けているため、心も孤立しやすくなります。
また、人からの理解が得られないと感じるときや、何かに対して怒りの感情を感じているとき、人との距離を作り、離れようと心が動くため、孤独感を感じやすい状況になりやすいんです。
誰かとつながりを持つ意欲が持てずに、心が閉じてしまってる状態ともいえるでしょう。
孤独感を和らげるためにできること
孤独感とは、“心”がひとりぼっちになっている状況です。つまり、心のつながりが失われているサイン。
だからこそ、つながりを取り戻すことが、孤独感を和らげる近道になります。
とはいえ、つながりとは目に見えないものですし、認識しにくいものですよね。
ここでは、具体的にどのようにして、心理的つながりを取り戻していくのかをご紹介します。
自分とのつながりを取り戻す
心理的つながりの中には、あなた自身とあなたの心のつながりも含まれます。
孤独感を感じているとき、あなたの心を受け止めたり理解することを忘れている可能性があります。
日々の忙しさや頑張りすぎから、あなたの気持ちを抑えたり、後回しにしたりしていませんか?
今、あなた自身が何を感じているのかに興味を持って、心から湧き出る気持ちの一つ一つを受け止めてあげましょう。
誰かに本音を打ち明けてみる
孤独感を抱える方には、頑張り屋さんがとても多いです。
辛い思いに蓋をして無理をしていませんか?その蓋が、あなたの心の扉を締める役割にもなってしまい、周りの人との心のつながりを止めてしまっているかもしれません。
「しんどい」とか、「寂しい」とか、「こんなことが不安だ」とか、誰かに打ち明けてみませんか?
受け止めてもらえた分だけ、人とのつながりを感じられるようになることがあります。
したいことを言葉にしてみる
あなたのやってみたいことは何でしょう?これまでの我慢は、あなたの気持ちから距離を作るものですから、つながりから遠ざかる原因のひとつにもなっているはずです。言葉にすることで、つながりを作る意欲や方向性が見えてきます。あなたの中にある「やりたいけど言えていないこと」を、まず言葉にしてみましょう。
感謝できそうなことを探してみる
感謝することは、周りの人が自分にしてくれていることに目を向けて、厚意を受け取る行為です。
孤独感を感じているときには、周りの人のあたたかな厚意に意識が向きにくいものですが、与えられている環境や状況の中に感謝できるものがないかに目を向けると、あなたに向けられた厚意に気づきやすくなり、周りの人とのつながりを感じるきっかけになります。
「孤独を感じて辛い」の心の奥にあるもの
孤独感から抜け出るため、心のつながりにシフトするためには、
つながりたいという勇気、自分から動く、という意欲が必要になります。
そう簡単に、自分から動けないよ!
そんな方もいるかと思います。方向転換ができない理由や事情があると思います。
一人で整理しきれないときには、カウンセリングの中で一緒に気持ちを整理していくこともできます。
心がひとりぼっちになっていることを感じて辛い、ということは…
心を開いて人とつながることを心が望んでいる
と言えます。
ひとりぼっちでも平気な人は、そのことで気持ちが沈んだり悩んだりはしませんよね。
つまり、誰かとつながって、愛したいのに、そうできない、だから辛い、と思っているんです。
私は、心を開いて誰かとつながってみたいのかもしれない、そう思ってみてください。
